
肩関節が脱臼・亜脱臼することを防ぐ手術です。
後方と前方の穴から関節鏡を挿入して剥がれて痛んだ関節唇・関節包を修復します。
手術は全身麻酔で行い、皮膚を肩の後方・前方に1cmぐらい切開し関節に達します。
その後アンカーを骨に打ち込み、関節唇や関節包を関節窩に固定し手術を終了します。
約1時間半の手術時間でほとんど出血しませんから、輸血は行いません。
関節包が高度に痛んで機能しない場合は、骨を移植するBristow-Bankart法に切り替えます。

手術後の感染リクスは低いですがあります。

手術後は3週間体幹に固定後リハビリスケジュールに沿って運動レベルを上げて行きます。

入院は手術創が落ち着く1週間程度でよいですが、固定している期間ご希望されるなら入院可能です。
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